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○パワポケ4 選手パス ・選手集その1 ・ドリルモグラーズのキャラ強化版 ・巻物選手パス
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あらすじ パワポケたちの活躍で黄泉津大神は倒され、善のイザナミのもとへ戻った。 だがスパイダーズの呪いはまだ解かれていない。謎の男・才葉秀人によって桜空の負の感情から 生まれ、移植された暗黒の種が、子供たちの中で芽を出そうとしていたのだ。 失踪事件から一転して天才ぶりを発揮しはじめた子供たちの様子を手放しで喜ぶ親たち。 だがパワポケたちだけは知っていた。それが移植された暗黒の種の影響であることを... パライソタウンの樹齢千年の惨状を見たパワポケとるりか。 そのころブラックパワポケは才葉秀人の前に現れていた... 強大な暗黒の力がどこかに落下した! 水木「オレが持っていたある友人の写真だがな...」 水木が持っていた写真に才葉秀人が載っていた。 夏海「こいつか、才葉秀人という男は?」 水木「ああ...」 パワポケ「これ、持っていっていいでしょうか?」 古沢「ああ、いいぜ。だが、無茶だけはするなよ。」 パワポケ「はい。」 ブラックレディ「開きました。」 秀人「ふっふっふっふっ...」 (ということは、集団幻覚と?) (ええ、でないと現段階では説明がつかないでしょう。) (なーに言ってんだ? ビルや道路は実際に壊れてんだぞ。) (建造物の破壊まで幻覚と言ってるわけじゃない。実際に何が起こったのは事実ですが、 それを怪獣だと見間違えたのが集団幻覚だと言っている) (話になんねぇよあんた!) ブラックレディ「ふふふ...特番まで組んで何をやっているのか。 そのうち、集団無意識とか言い出しそうですね。」 秀人「あいつらにとっちゃあ、モンスターもUFOも同じだ。ようするに、信じたくないのさ。 それより、今からこんなに大騒ぎして暗黒の種が芽生えた時にはどうなるんだろうなぁ? くっくっくっ...」 「できたよ!」 「できたって...冬休みの宿題全部済ませたのか?」 「うん!」 「すごいわ! たかしちゃん!」 「すごいというか...すごすぎだよ。だって、誘拐騒動から帰ってきた時、なんか変だぞ。」 「たかしちゃん、ほんとは頭がよかったのよ!」 「そういや、ハイハイするのも他の子よりも早かったな。」 「ねえ? たかしちゃんもマスコミに騒がれるのかしら?」 「俺たち、天才少年の親だぞ。」 パライソタウン マンション パワポケの母「あっ、そうそう! この人。」 パワポケ「やっぱり!」 パワポケの父「よく見つけたな。」 パワポケ「水木さんの友人なんだ。って、父さん、母さん時間がないんじゃ?」 パワポケの母「あっ、いけない。その話は帰ってから。みんなはゆっくりしててね。」 みんな「はい。」 パワポケの母「あっ、そうだ。これ。」 (バタン) パワポケ「昨日の事件を調べるんだって。」 白瀬「パワポケの母さんは他の親御さんと昨日の事件を調べるらしいわね。」 パワポケたちは母からもらった紙を見る。 それは誘拐された子供たちの名前と住所が書かれていた。 るりか「桜空ちゃん。」 桜空「絶対にみんなを助けなきゃ。」 白瀬「もちろんよ。」 桜空「私が味わった心の苦しみをみんなに与えちゃいけない。」 パワポケ「そのためにも、みんな、がんばろう!」 みんな「おぉっ!」 夏海「ところで、具体的にはどう動くんだ?」 みんな「......」 ナオ「それはみんなで手分けして、子供たち一人一人を会ってみましょう! えーと...まず、羽柴さんと夏海さんは...」 パライソタウン(西) 羽柴「もうそろそろ塾から帰ってくるころだな。」 夏海「ああ。」 (にゃ~) 羽柴「あの子...」 子供が足にほっぺをすりすりしている猫を蹴っ飛ばしてしまった! 夏海「蹴った!」 羽柴「ひでぇことしやがるぜ...!」 夏海「話してもムダかもしれないなこりゃ...もう暗黒の種が芽生えた後かも...」 羽柴「とりあえず、話だけでも!」 夏海「もし、子供たちと戦うことになったらどうすりゃいいんだ...」 パライソタウン(東) 「いいかげん帰ってよ!」 パワポケ「お願いです! 最後まで話をさせて!」 (バタン!) パワポケ「......ごめん、俺の話し方が悪かったみたいだ。怒らせちゃったな...」 るりか「そんなことありません。パワポケが悪いんじゃ...」 白瀬「るりか...」 るりか「...」 白瀬「みんなわかってる。」 るりか「白瀬さん...」 パワポケ「次に行ってみよう。」 パワポケとるりかと白瀬とリコが帰っていくところを見た子供が冷たい発言を... 「虫けらが...」 パライソタウン(北) 空き家では秀人とキュラスとブラックレディが料理を作っている。 キュラス「仕上げはワインで...」 秀人とキュラスとブラックレディが食事を終えた後... ブラックレディ「雪です。明日は積もりますかねぇ?」 秀人「積もるかもしれん...今のうちに車にチェーン巻いとけ。」 ブラックレディ「あ、あたしが?」 秀人「お前しかいないだろ。」 ブラックレディ「はい...わかりました。」 ブラックレディは車のタイヤにチェーンを巻いた。 その途中、隕石のようなものが落下してくることに気づくブラックレディ。 ブラックレディ「なにが?」 (ドカーーーーーーーン) 次の朝 ナオ「桜空の前ではちょっと言いづらいんだけど、 あたしたちが暗黒の種を取り除くのは、どう考えたってムリだわ。 でも、だからといって、みんなを見捨てるわけにはいかない。 おそらく取り除けるのは、あの才葉秀人って男だけ。 才葉秀人にしても、種を植え付けてそのままってこともないだろうから、 絶対子供たちと接触してくると思うわ。」 リコ「つまり、子供たちを見張ろうってことだよね。」 ナオ「そうですよ!」 パワポケ「よし、やろう。五十鈴やユイ、紫杏と甲斐さんにも応援を頼もう。」 みんな「賛成!」 ナオ「ごめんね桜空。他に方法が思いつかなくて...」 桜空「私のことなら心配しないでお姉ちゃん。」 ナオ「うん。」 (トゥルルル...) 白瀬「誰から?」 (ピッ) るりか「紫杏さん?」 パワポケ「よし、さっそく行動開始だ!」 パライソタウン(北) ブラックパワポケが突如秀人の所に近づいてきた。 秀人「いつまで寝てる! 起きやがれ!」 ブラックレディ「な、何でしょう!?」 秀人「お客さんだ。出迎えてやれ。」 キュラス「お客?」 (ドカーン!) キュラス「な、何だ!?」 キュラスたちがブラックパワポケに気づく。 ブラックレディ「お、お前は?」 そして... パワポケたちは五十鈴やユイ、紫杏や甲斐たちの応援を得て、 暗黒の種を植え付けられた子供たちを監視する。 だが、そこにはパワポケとるりかと白瀬はいない。 ナオ「うん、了解。」 パワポケとるりかと白瀬は、樹齢千年にやってきていた。 るりか「樹齢千年がこんなに枯れてきているなんて...」 パワポケ「樹齢千年が死にかけてきているな...」 るりかが緊迫した気配に気づく... るりか「何でしょう...この胸騒ぎ...」 パワポケ「いやな予感がする...」 白瀬「このドス黒い気配...あいつが帰ってきたんだわ。」 るりか「まさか...ブラックパワポケ...!?」 白瀬「ええ。」 マスタークラウン「お前達が黄泉津大神イザナミの心を浄化するとき、 十束の剣に樹齢千年の力を宿したのであろう? だが、あの力は本当は地球の善と悪、生者と死者の境界線のバランスを取ることだったのだ。」 るりか「まさか、私たちが黄泉津大神イザナミの心を浄化させるときに、 その力を使ったせいなのでしょうか...?」 パワポケ「なんだか悪いことをしたな...」 マスタークラウン「むっ...? パライソタウンで胸騒ぎがある...」 パワポケ「まさか...!? ブラックパワポケがパライソタウンに?」 白瀬「どうやってあいつと戦うの?」 パワポケ・るりか「......」 パワポケ「ブラックパワポケと戦うことになるが、いいのか、るりか?」 るりか「説得してダメだったら...」 パワポケ「よし、わかった。」 るりか「急ぎましょう!」 パワポケたちは急いでパライソタウンの北へ向かった。 ブラックパワポケ「久しぶりだな。」 キュラス「どっかで消えたと思ったらこんな所にいたのか。」 ブラックパワポケ「かかってくるか?」 キュラス・ブラックレディ「くっ...!」 秀人「お前がブラックパワポケか。わざわざ何の用だ?」 ブラックパワポケ「生みの親の顔が見たくなった。」 秀人「ふっ...」 ブラックレディ「親の顔なら今まで散々見てきてるじゃない。 あたしよ、あたしの邪黒水晶からお前は生まれたのよ。」 ブラックパワポケ「そういうお前の生みの親は誰だ?」 キュラス「お、おい...」 ブラックパワポケ「キュラス、お前の親は?」 キュラス「そ、それは...」 秀人「私だよ。こいつらは私が配合で作った魔物。」 ブラックパワポケ「ということは俺の中にもお前の遺伝子情報があるわけだ。」 秀人「そうなるな。さあ、用事は済んだろう? とっとと帰れ!」 ブラックパワポケ「俺は今日まで彷徨ってきた。俺の存在を価値あるものを認めてくれる世界がないかと... だが、そんな場所はどこにもなかった。しかしお前の話を聞いてその理由がわかった。 俺もそこにいるキュラスと黒雷仙女と魔蝕虫、黄泉の世界から出てきた者だからだ。 そしてブラックレディ。本来、人間界にいてはならない存在!」 秀人「哲学ならどっかよそで...」 ブラックパワポケ「用事を済ませた。異物は葬らねばならない!」 秀人「ふん、私は異物なんかではないぞ。」 ブラックパワポケ「いや、お前も異物だ。人間界に存在してはならない異物!」 キュラス「何を言うのかと思ったらヤツはすっかり壊れておるな、ボス。ボス?」 秀人「異物だと...? 人間界に存在してはならない異物だとぉ!?」 ブラックレディ「どうしたのです?」 ブラックパワポケ「死ねっ!」 ブラックパワポケは秀人に殴りかかった。 パワポケ「やめろ!」 そこにパワポケたちが駆けつけてきた! ブラックパワポケ「お前...以前会った...!?」 パワポケ「もう一度話したい。」 ブラックパワポケ「話すことはない!」 ブラックパワポケは秀人を狙う。 パワポケ「あっ、危ない!」 (バキッ!) キュラス「こないだの時といい、助かるな。」 白瀬「るりか、才葉秀人を追うわよ!」 るりか「はい!」 (タタタタタッ...) パワポケ「どわっ!」 ブラックパワポケ「なんであんなヤツをかばった!?」 パワポケ「人間の子供たちに植え付けられた暗黒の種を取り除けるのは、 あいつしかいないんだ。だから殺させない!」 ブラックパワポケ「だったら腕づくで止めるんだな!」 るりかと白瀬は灰原学園秘書の紫杏の車に乗り込んだ。紫杏は車で秀人の車を追う。 ブラックレディ「来たわ!」 キュラス「よし!」 キュラスは車の後ろのフタを投げつけた。 紫杏の車は投げつけてきた車の後ろのフタをかわす。 白瀬「るりか、リコとナオたちに応援を!」 るりか「はい!」 (ピー) ナオ「るりか!」 るりか「応援をお願い!」 ナオ「桜空、リコ! 行きましょう!」 パワポケ「よせ。お前に話したこと、覚えてるか? 俺たちは仲間になれる!」 ブラックパワポケ「なれない!」 パワポケ「なぜ?」 ブラックパワポケ「俺にはいらない!」 ブラックパワポケは負の力をまとったパワポケファイナルをパワポケに放った。 パワポケはパワポケファイナルを盾で防いだ。 (ドン!) ブラックパワポケ「ぐあっ!」 パワポケ「憐れみなんかじゃない! 心から言ってるんだっ!」 ブラックパワポケ「俺には理解できない。なぜそこまで他人のことを思いやれる?!」 ブラックパワポケはパワポケを蹴っ飛ばした! パワポケ「どわっ!」 ブラックパワポケ「パワポケはこの世に二人いらない! 俺かお前か、どちらか一人でいい!!」 そして...ナオとリコと桜空が白瀬とるりかのもとに駆けつけた! ナオ「応援に来ましたよ!」 紫杏の車はブレーキをかけた。 白瀬「ありがとう。羽柴さんと夏海さんは?」 ナオ「大丈夫、先回りしてますよ!」 羽柴「ここから先は危険なので通行しないでください。」 夏海「富士山方面に迂回してください。」 六学院「ご迷惑をおかけします。」 夏海「ちょっとまずいな...」 羽柴「えっ、何が?」 夏海「自衛隊の演習場がすぐそばにあるんだ。」 六学院「大丈夫だ。俺が事情を話しておいた。」 秀人「運転は私がやる。お前らはヤツらを始末しろ!」 ブラックレディ「はいっ!」 キュラス「応援に来てくれたか。」 ブラックレディ「命令だよ!」 キュラス「真空波!」 ブラックレディ「ノイズストーム!」 秀人「はっはっは、ざまあみろだ! なにっ!?」 紫杏「逃がさないわ。」 (バン! バン! バン!) ナオたちは車から降りた。 ナオ「桜空はるりかとフッキーと一緒に甲斐さんの車に乗り込んで才葉秀人を! ブラックパワポケはあたしたちにまかせて!」 桜空「わかりました! お姉ちゃん!」 リコ「行こう、ナオ!」 (ピカーーー) リコとナオの純真の王冠の光が輝き、ナオとリコは純真の飛翔を身につけた! 街中 一般人たち「うわあぁーーーー」 (ドン!) パワポケは吹っ飛ばされた反動で壁にぶつかった。 ブラックパワポケ「とどめだ!」 リコ・ナオ「ちょっと待ったーーーーーっ!!」 純真の飛翔をつけたリコとナオがブラックパワポケをつかみ、人や町を巻き込まないところへ連れて行った! ブラックパワポケ「うっ!? 何をする!?」 リコ・ナオ「ここじゃまずいでしょ!」 埋立地 リコ「ここで4人みんなで戦おうよ! ここなら人や町などを巻き込まずに思いっきり戦えるよ!」 ブラックパワポケ「いいだろう。パワポケファイナル!!」 パワポケ「パワポケファイナル!!」 リコ・ナオ「ダブルエレメンタルショット!!」 (ドーーーーーーーーーン!!) 紫杏と白瀬と甲斐の射撃により秀人の車が煙を上げた。 秀人「車を捨てて逃げるぞ!」 ブラックレディ「はいっ!」 一般人たち「うわあぁーーーー」 るりか「みんな避けてください!」 キュラス「ええい、しつこい人間どもだ!」 白瀬「ダメ! 人が多くて技を出せない。」 キュラス「はあぁっ!」 るりか・白瀬・桜空「きゃあっ!!」 るりか「うっ、うう...」 白瀬「才葉秀人たちは...?」 桜空「見失ってしまいました。もう少しだったのに...それより私たちも逃げましょう。」 その頃、パワポケ・ブラックパワポケ・リコ・ナオは... ブラックパワポケ「3対1とは、俺を負かすものがいたとはな... せっかくならとどめをさしてもらいたかったものだ...俺という存在を打ち消してくれたらどんなに...」 リコ「かっこつけないでよ...! それって死にたいって意味!? あんたが強い敵を探していたのは倒したいからじゃなく、倒されたいから? 死ねば悩むこともなく、楽になれるから!?」 ブラックパワポケ「...!?」 リコ「だけど、楽にはさせてあげない...! もっと悩んでよ。もっと苦しんでよ。 だって、生きるってそういうことだもん! 何でもうまくいくとは限らない... みっともない...もうみんなの前に顔を出せないと思ったって、それでも我慢して生きていかなきゃならないんだよ!」 パワポケ「つらいこと色々あった...でもそれと同じくらい楽しいこともあった... お前は言ったんだよな。自分が自分である理由って何かって。俺にはわからない。でもこれだけは言える。 そうやって色々経験してきたから...プロ野球選手になる夢をかなえることができたから今の俺がある。 俺がしてきたことのすべてが、俺が生きてきた何よりの証拠だって。」 ナオ「だから楽しいんですよ! みんなと一緒にいて楽しいんですよ! 桜空と一緒にいるから楽しい。だからって手を抜いて生きているわけじゃないの。 何事も全力でやる。だから楽しい。だから毎日が充実しているんですよ!」 リコ「生きていく目的を知りたいのならがむしゃらに生きてみなきゃ。石ころにつまずいて、ひざまずいて。」 ブラックパワポケ「そんな生き方は無様だ。」 リコ「何ですって!?」 パワポケ「どこへ行くんだ?」 ブラックパワポケ「俺も、無様な生き方をしてみるか...」 ナオ「それ...」 ブラックパワポケ「感謝する。」 ナオ・リコ「え...」 ブラックパワポケ「お前たちと話せて良かった。さすがは、俺を打ち負かしただけのことはある...」 ブラックパワポケはどこかへ去っていった... 次回予告 流れる時の中、流れる過去、少年の頃の夢、苦悩する才葉秀人。 だが、不気味な影が再び覆い、暗黒の種はついに花開く。 自らの運命に決着をつけるため、漆黒の勇者が大空を駆け巡る! 次回 ブラックパワポケの封印 今、冒険のゲートが開く。 続く 目次へ 次の話へ 前の話へ
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主人公 みんなの前で恥をかいてこいよ。逃げていたら、恥が恥じゃなくなるわけじゃない。 恥っていうのは、自分自身を裏切っていることなんだ! 努力してこそ、苦労してこそ、やり遂げたって事なんだよ! アンヌ 夢だ、ユメだと簡単に言うなよ。 「あきらめなければ、夢は実現する。というわけで、がんばれ」ってか? 私も昔は信じていたんだけどさ。 でも、実現する可能性のない夢っていうのは、自分も他人も傷つけてしまうもんなんだよ。 寺岡薫 あ、でも心配しないで! 100回に1回、というのは結構大きな数字なんですよ。 パワポケさんと知り合えた偶然に比べれば…ずっと。 唐沢博士 30年前? そうかお前達は……! 外藤挟二 記憶というのは、おかしなもんでな。 つらい、苦しい、そういう思い出は 後になればなるほど楽しい記憶に 変わっていく。 反対に、楽しかった思い出ほど後になったら思い出すのがつらくなるもんや。 アルバム 愛とは人間性、そして弱さである 悪を極めるのに不要なものだ
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パワポケ1~9&甲子園自慢選手大会 みんなでペナント パワポケ10WIFI大会・第1回閉まり~ぐ(仮 イベントの計画、実行はイベント計画掲示板で!!!
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パワポケ攻略ルイさん パワポケ10,9の攻略がはやい!急ぎのご用はここで!! ポケセン ここと同じ@wikiの作成です JUNK!HAMMER パワポップランキング1位のサイトです。 PAWAPLYA パワポケ8がメインです パワパーク パワポケの攻略が充実しています 裏技物語 ハムスター島の作成です KPB公式ウェブサイト 素材をたくさん借りてます さーくるちぇんじ 素材を借りています スイッチヒッター ハムスター島の作成です とものページ 素材を借りています。 3カウント 素材、パスワードなどを配布していますよ ナチュラルスライダーの秘密日記 ナチュラルスライダーさんのブログですよ~
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...成長を続ける大都会。 ここではまばゆい人口の光が一晩中輝き続けている。 しかし、どんなに光が増えようと闇が消えてしまうことはない。 その闇の中に人間以外の者がひそむようになったのはいつからのことだろうか... パワポケ「とうとう追い詰めたぞ、サイボーグめ!」 サイボーグ「くそー! これでも食らえ!」 (バン!) (ボン!) パワポケ「よし! 容疑者を確保! 至急、救急班をよこしてくれ。.....ん?」 パワポケがサイボーグから拾ったものはカプセルらしきものだった。 パワポケ「なんだ、これは。.....情報カプセルか?」 パワポケは早速情報カプセルを捜査官に届けに行った。 「君の持ち帰ったカプセルから、ヤツは、大きなサイボーグの組織の一員である事がわかった。 そして、プロ野球球団のホッパーズに潜入しようとしていたようだ。」 パワポケ「あのサイボーグが、プロ野球のチームに?」 「ヤツの目的を探るためには、その球団に潜入する必要がある。 そこで、お前にはホッパーズの選手になってもらうことになった。」 パワポケ「野球......ですか? でも、俺は野球のルールすら知らないですよ。」 「心配するな。球団の寮に入るまでの一ヶ月で徹底的に訓練する。」 パワポケ「...わかりました。」 (一ヶ月後) パワポケ「今日からこちらでお世話になります。湯田(ゆだ)さん、ですね?」 湯田「オイラも今年入団したばかりでやんすから湯田君でいいでやんすよ!」 パワポケ「じゃあ、あらためて。よろしく、湯田君。」 湯田「よろしくでやんす。じゃ、寮の中を案内してやるでやんす!」 こうして俺の野球生活がスタートした。待ち受けるのは果たして..... パワポケ「ここが俺の部屋か。 しかし、プロの球団に潜入捜査とは妙なことになったな。 ちょっと、今の状況を整理してみるか。」 今の状況を整理した後... パワポケ「とりあえず、最初のうちは目立たないように練習していよう。」 練習後 「よーし、そろそろ上がるか。」 パワポケ「なあ、湯田君。今年ホッパーズに入団したのは、自主トレをやってるこの4人だけ?」 湯田「そうでやんすよ。 芽舘 秦名(めだち やすな)君と倉刈 明(くらがり あきら)君、そしてオイラとパワポケ君でやんす。 ちなみにアキラ君は昔ホッパーズにいた倉刈選手の息子さんでやんす。」 芽舘「あーあ、早くキャンプに行きたいぜ。そしたらオレの実力も見せられるのに。」 アキラ「...ぼくはなんだか自信がないな。プロでやっていけるのかなぁ。」 湯田「なに弱気なこと言ってるんでやんす! プロに入った以上は、一軍に上がって活躍するのが目的でやんす。」 アキラ「えっと、それはそうなんだけど。」 湯田「今年入団のこの4人で、ホッパーズを生まれ変わらせるのでやんす!!」 パワポケ「(...見た限りでは、この3人に怪しいヤツはいないな。だが、油断は禁物だ。)」 次の週 (トゥルルル..トゥルルル...) (ピッ) パワポケ「はい、こちらパワポケ。」 「こちら、本部の白瀬。どうやら、まだ生きてるみたいね。」 (彼女は白瀬 芙喜子(しらせ ふきこ)。 CCRに属する仲間だ。任務中の俺のサポートをしてくれる。) パワポケ「おいおい、連絡ならこちらからすることになってるだろ。」 白瀬「でも、まったく連絡がないからちょっと心配になってね。 こっちだって報告書とか、いろいろ作業があるんだから、 進展がなくても一応の報告はしてくれないと。」 パワポケ「...ああ、悪かった。」 白瀬「んで、ぶっちゃけ状況は?」 パワポケ「まったく進展なし、だ。そっちは、なにかわかったか?」 白瀬「目賀は捕まる前に、最近の記憶をあいまいにする薬を飲んだみたい。 おかげで、なんにも聞き出せてないよ。」 パワポケ「なんだそりゃ?」 白瀬「そんな薬があるんだってさ! それで、こっちはその薬の出所を追いかけてるところ。じゃ、なにかわかったら連絡するね。」 パワポケ「よろしくたのむ。」 (ピッ!) パワポケ「...俺も、そっちの捜査の方がよかったなぁ。」 そしてパワポケは大神 博之(おおがみ ひろゆき)と出会った。 練習後、灰原隊長に会う。そして...キャンプが始まる。 練習中、本田 幸太郎(ほんだ こうたろう)と出会う。そしてパワポケは投球テストで良い成績を残した。 パワポケ「はぁ、やれやれ。なんとかキャンプも無事に終了したか。」 (トゥルルル..トゥルルル...) (ピッ) パワポケ「はい、こちらパワポケ。」 白瀬「おかえりなさい。キャンプどうだった?」 パワポケ「いや、もうバレないようにするのと毎日の練習でクタクタだよ... (あれ、携帯のこの表示...) 本部からの電話じゃないな。外からかけてるのか?」 白瀬「ああ、そうじゃないの。ヒマだから電話しただけ♪」 パワポケ「...なんだって?」 白瀬「なんてね、今のは冗談よ、冗談。 あんたの心理カウンセリングを担当することになったから、その連絡。」 パワポケ「カウンセリング~?」 白瀬「うん、そう。長期の潜入捜査でストレスがたまって任務に支障が出ないようにするの。 だから、悩みがあるんなら、自分の中で抱え込んでないで、何でもこのお姉さんに相談してね。」 パワポケ「(...お前、年下だろ。)」 白瀬「通常連絡時のとはコードが違うからよく憶えていてね。じゃ、お電話待ってまーす。」 (ピッ!) パワポケ「カウンセリング、ねぇ。本部も何を考えているんだか。」 (電話コマンドが使えるようになりました。) パワポケ「さて...選手としてチームに溶け込んだし、そろそろ動いてみるか。」 (うろつきコマンドが使えるようになりました! いろんな場所へ行ってみましょう。) (巨悪と戦いし者よ...我はいつでも見ているぞ...) パワポケ「これは...?」 パワポケは「マスターリング」を手に入れ、すぐに腕にはめた! パワポケは石中の所へうろついたりし、情報を集めたりした。 そして芽舘の所へも行ったり、白瀬とデートに付き合ったりした。 その次、石中に震波測定器を見せてもらうパワポケ。 白瀬とデートへ行く途中... パワポケ「さて、待ち合わせの場所は...あれ?」 灰原「.........」 パワポケ「灰原隊長? 接触はなるべく控えるはずでは。」 灰原「...白瀬とは会っているようだな。」 パワポケ「はい。例のカウンセリングですよ。」 灰原「例の...カウンセリング...?」 パワポケ「はい、現在まだ調査中です。」 灰原「......そうか? なにか進展があったら報告してくれ。」 (スタスタ...) パワポケ「(なんとかごまかせたな。)」 (そして...) 白瀬「お待たせー。さあ、どこに行く?」 パワポケ「なあ、俺に言うことはないか?」 白瀬「え、なんのこと?」 パワポケ「心理カウンセリングって、ウソだったんだな。」 白瀬「......失礼ねぇ。ウソなんてついてないよ。」 パワポケ「だが、隊長は知らなかったぞ。」 白瀬「サポート役として、あんたの心理状態を検討した結果、 作業の実行に必要と判断いたしました!」 パワポケ「つまり、君から出た命令か。」 白瀬「まあ、そういうことね。...で、どうする? 今日は遊ぶのやめる?」 パワポケ「冗談だろ。今日も、君の判断に従うよ。」 白瀬「......あ、そうなの。.................. ..............................ありがと。」 パワポケ「ん?」 白瀬「はいはい、じゃあこの先の店に行きましょうか!」 その次、パワポケは石中の所に行った。 7月1週...パワポケと湯田は一軍に選ばれた。パワポケは試合で大活躍した。 次の週、輝 星也(かがやき せいや)がホッパーズに入団してきた。 パワポケは石中の所へ行き、最新式のノートパソコンの中身を見せてもらうが、 ダメと言われて追い払われてしまう。 8月1週 パワポケ「今日もホッパーズの負けかぁ。寮に帰って練習しよう。」 「!」 (スッ) パワポケ「あれ? 今、この車のあたりに誰かいたような気がしたけど... ここは球団関係者の駐車スペースだな。! この車、後ろに変な箱がくっついてる。 ゴムみたいなもので、張りつけて...これは、時限爆弾じゃないか! 後5分で爆発だって?!」 パワポケは急いで爆弾を解体することを試みた。 ミニゲーム ハラハラウォッチ ヒント 順番通りに1から16までの数字を押せ! 1から16までの順に押せば爆弾を解除できる 数字の中に漢字が含まれるものもある 間違えないように注意! 時間制限ありのミニゲーム 制限時間内に2回爆弾を解除しろ! ハラハラウォッチクリア後 パワポケ「よし、タイマーが停止したな。なんとか解除できたぞ。!」 (サッ) 大神「...♪ あれ、オレの車に何か変なものがくっついてるぞ。」 パワポケ「(あれは大神選手の車だったのか。)」 (翌日...) 湯田「大神さんの車に爆弾がセットしてあったらしいでやんすね。」 アキラ「爆発はしなかったらしいけど、これって警告なのかな?」 湯田「ああ、怖い時代でやんす。」 パワポケ「(爆弾は解除したけど、みんな恐怖心をあおられてる。くそ、卑劣な奴らめ!)」 パワポケは石中が水木に気の抜けた守備の事を注意されている隙に 例のノートパソコンを調べに行った。プロテクトが厳重だったが、 何とか開くことができ、「Pレポート」を調べると、過激なポルノ画像ばかりだった。 パワポケはミルキー通りでジャンクショップを見に行くと、ある科学者の姿を見かける。 再度ジャンクショップに行くと寺岡博士と遭遇。 パワポケは念のため、寺岡博士のことを白瀬に連絡をした。 そして、ミルキー通りで赤井刑事と会う。今回の試合も大活躍した。 その後白瀬とデートを重ね、仲を深める。秋キャンプのテストで良い成績を残した。 その後、白瀬とデートをして仲を深めた後... 白瀬「...星がきれいね。」 パワポケ「.........」 白瀬「寝ちゃった?」 パワポケ「いや。」 白瀬「実は私、夢があってさ。...ちゃんと聞いてる?」 パワポケ「ああ。」 白瀬「こんな仕事してるとき、いつ死ぬかわからないじゃん。 その時にさ、誰かそばにいて欲しいわけ。」 パワポケ「俺でいいのか?」 白瀬「あ、そうね。...パワポケがいいや。それでね、あたしはこう言うの。 「一足先に天国に行って神様に文句いってやる。お前の手抜き工事のせいでみんな大迷惑だ」ってさ。」」 パワポケ「......今言ってしまうと意味ないんじゃないか? それに、どっかで聞いたような?」 白瀬「うん...本番までには、もっといい台詞を考えとく。今は...そうねぇ。そっちに行っていい?」 ............... そして11月4週は契約更改。 パワポケ「今日は契約更改だ。 なんだか、潜入捜査してるって実感がどんどん薄れていくな。大丈夫かな、俺。」 (そして...) パワポケ「パワポケです。契約交渉に来ました。」 大神会長「クビだ。」 パワポケ「............え?」 大神会長「聞こえなかったのかね? キミはクビだ。」 パワポケ「いや、あの...急にそんなこと言われても。」 大神会長「今シーズンのキミの成績はまったく問題外だ。 ホッパーズがキミを雇っておくメリットは、何かあるのかね?」 パワポケ「......今年、俺は二軍でしたから。」 大神会長「だが、一軍に上がるための努力が足りなかったのではないのかね?」 パワポケ「うっ...い、いえ、そんなことは...」 大神会長「やっぱりクビかな。」 パワポケ「(あああ、このままクビになったらこれまでの潜入が全部ムダに...) 来年は必ず成果をあげます!」 大神会長「どうだかな。」 パワポケ「いえ、大活躍します!」 大神会長「............ほほう。よし、あと1年だけ様子を見よう。 そこの契約書にサインしたまえ。」 パワポケ「はい、ありがとうございます。」 (バタン) パワポケ「あれが大神グループの会長か。...とんでもない人だな。」 そしてパワポケは喫茶ロールパンに行き、材料のことを少し聞いた。 次の週でミルキー通りで赤井刑事に会った。 (トゥルルル..トゥルルル...) (ピッ) パワポケ「はい、こちらパワポケ。」 白瀬「緊急連絡、容疑者の位置を特定。座標コード90167のB!」 パワポケ「よし、すぐに行く。」 湯田「あれ、こんな時刻なのにどこに行くでやんす?」 パワポケ「すまない、急用なんだ。」 湯田「門限まで、あと1時間...って、人の話は聞くでやんす!」 パワポケ「例の薬のルートから見つけたのか。ずいぶんと時間がかかったな。」 白瀬「おまけに見つかったのも、偶然よ。 警察が別件で逮捕した密輪業者からの情報だってさ。ほら、あれ。」 「.........」 パワポケ「聴力が強化されてるとまずい。もう余計なことはしゃべるなよ。」 白瀬「オッケ。」 「ん? なんだよ、兄さん。オレに何か用かい?」 パワポケ「あんた、金井さんだね? あんた、サイボーグだろ?」 金井「はぁ? なにをいきなり、わけのわかんねえこと言いやがるんですかい?」 (バキ!) 金井「な、なにしやがんでぇ!」 パワポケ「強化骨格だな。殴ったこっちの方が痛かったよ。」 金井「! てめぇえええ!」 白瀬「金井、動くなっ!」 (バン! バン!) 白瀬「えっ、効いてない?!」 パワポケ「いや、ダメージは受けてる。おそらく防弾処理なんだろう。」 金井「いてて...こんちくしょうっ!」 (タタタタタッ...) パワポケ「あ、車に乗って逃げる気だ! よし、俺も車で追うぞ!」 (タタタタタッ...) 白瀬「え?! ちょっと、私も乗せてってよ!」 ミニゲーム くるまでぶぅ~ん3D 操作方法 AorB アクセル XorYorR ジャンプ ヒント 金井の車をゴールするまでにぶつけて倒せ! ガソリンがなくなったらアウト! 道中にあるガソリンを取って補充しろ! くるまでぶぅ~ん3Dクリア後 パワポケ「さあ、観念しろ!」 金井「ちっ、ちっきしょう...あ!」 「えっ?」 金井「ボウヤ、ちょっとおじさんの盾になってもらうぜ!」 パワポケ「なっ!? 人質を取るとは卑怯だぞ!」 金井「うるせえ! 作ってもらった恩はあっても実験動物扱いはごめんだ。」 パワポケ「...何を言ってるんだ?」 金井「大神のところのイヌのくせに何をとぼけてやがる! おれは工場には戻らねえぞ。 さあ、武器を捨てないとこの子供がどうなっても...」 (ドン!) 金井「あ...れ?」 (ドサッ!) 「わーん、こわかったよう。」 子供は急いでこの場から逃げ出した。 パワポケ「金井?!」 (タタタタタッ...) パワポケ「誰だ、今撃ったのは!」 灰原「......」 パワポケ「えっ、隊長?」 灰原「急所を外すつもりだったが...どうだ?」 パワポケ「残念ながら、死んでます。」 灰原「こいつからイモヅル式にサイボーグたちを見つけられると思ってたんだが、失敗したな。」 パワポケ「(サイボーグたち?) そういえば、さっき金井は変なことを言ってました。」 灰原「オレの位置からはよく聞こえなかった。後で報告書に書いておいてくれ。」 (スタスタ...) パワポケ「.........(どうも、俺の知らない事情がありそうだ。)」 そして次の週の練習後... (トゥルルル..トゥルルル...) (ピッ) パワポケ「はい、こちらパワポケ。」 白瀬「大ニュースよ。金井のアジトがわかったわ。」 パワポケ「えっ? じゃあ、俺も調査に...」 白瀬「残念、もう調査は終わっちゃったよ。 で、サイボーグのパーツと薬の他に大量の武器が出てきたって。」 パワポケ「じゃあ、そういうものもあいつは売っていたのか?」 白瀬「「大量に」って言ったでしょ? 買う相手がいるとは思えないわね。 自分で使うつもりだったんじゃないかしら?」 パワポケ「なんのために?」 白瀬「さあ? でもホッパーズのバス爆破事件の爆弾は、金井から流れた可能性大よ。」 パワポケ「じゃあ、目賀は破壊工作のためにホッパーズに潜入してたのか?」 白瀬「考えられるわね。」 パワポケ「なあ、複数のサイボーグたちが手を組んでるって事はないかな。 大神グループに改造された連中が。」 白瀬「えっ?」 パワポケ「金井を追い詰めた時、あいつがそれらしいことを言ってたんでね。 ひょっとして無理に改造されて、その恨みでホッパーズを...」 白瀬「だったら、身を隠す必要ないでしょ。堂々と事情を公表すればいいじゃない。」 パワポケ「...うん、そうなんだよな。ありがとう、また何かわかったら連絡を頼む。」 白瀬「ええ、もちろんよ。じゃあね!」 (ピッ) パワポケ「大神グループ、か。」 パワポケは白瀬と一緒にクリスマス過ごした。 その後、正月のおみくじで大吉を当てた。 続く 目次へ 次へ
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難易度を選んでください。 名称 特徴 VERY EASY とても優しい EASY 優しい NORMAL 普通 HARD 難しい VERY HARD とても難しい 難易度 ベリーハード 俺は小学校からずっと野球をやってきた。中学校の野球部でだって、活躍した。 でも、名門校からお呼びがかかるほどの結果は出せなかった。 パワポケ「はあ...俺の野球って、ここまでなのかなぁ。」 そんな風に思っていたとき... パワポケ「母さん、親切高校って?」 パワポケの母「すごく野球が強い学校らしいわよ。 ...ねえ。野球のことをあきらめてないなら、この学校に行ってみたら?」 パワポケ「全寮制の学校か...」 そして、俺は野球をあきらめなかった。 そして今日。俺は親切高校へ入学するため直行のバスにゆられている。...でも。なかなか到着しないな。 「駅から、ずいぶん遠いでやんすね。」 パワポケ「えっ?」 「オイラ、荷田 幸浩(にだ ゆきひろ)でやんす。 アンタとは野球の試合で対決した事もあるでやんすよ!」 パワポケ「覚えてないなあ...」 荷田「とにかく、これからは同じ学校の仲間でやんす! 一緒に野球部でがんばるでやんす!」 そして、もうすぐ親切高校に到着... 荷田「あっ! 学校が見えてきたでやんす! めちゃくちゃ大きいでやんす!」 パワポケ「なんだかすごそうな学校だな...どうして壁に囲まれてるんだろう?」 荷田「なんでもいいんでやんす! ここからオイラの野球物語が始まるんでやんす!」 親切高校 入学式 「あー! 諸君! この学校は「親切」をモットーにしています。 この学校で、社会の一員として、まわりのみんなの面倒をよく見る、「親切」な人になりましょう。 そして、この学校には、諸君らが社会の一員として 生きていくために必要な物が、全てそろっています。外に出ていく必要はありません!」 (ガコン!) パワポケ「今のは、ひょっとして扉がしまる音? なんだか不安になるけど、ここでがんばるしかないんだよな。」 こうして親切高校での、忘れられない3年間が始まった... 「この一年三組を担当する大河内 将門(おおこうち まさかど)だ。これから一年間、よろしくな!」 荷田「先生、質問でやんす!」 大河内「おう、熱心な生徒は先生も好きだ。なんだ、荷田?」 荷田「このクラスは、全員 男でやんす。入学式の時にいた女子学生はどこに行っちゃったんでやんすか?」 大河内「んーそうだな。お前たちは、いま大人になりつつある。 そういう時期には、誘惑が多くて学業やスポーツに集中できずに悩むことも多いだろう。 だが、安心してくれ。この学校は、男女生徒が校内で完全に分離しているんだ。」 荷田「な、なんでやんすと?!」 大河内「青春のたぎりは、思う存分学業とスポーツにぶつけるんだな。わははははは!」 (そして...) 荷田「なんか、納得いかないでやんす。 夏休みまでは、女の子の姿すら見られないということでやんすか?」 パワポケ「......夏休み? 次の日曜にでも街に出ればいいんじゃないか。」 荷田「パワポケ君、学校のパンフレットをちゃんと読んだんでやんすか? この学校の外に出られるのは夏休みと冬休みと春休みだけでやんす。」 パワポケ「なんだって?」 荷田「普通の休みの日は、この学校の寮で勉強するか部活動をがんばれ、ということらしいでやんす。」 パワポケ「...とんでもない学校だな。でも、俺たちはこの学校で甲子園を目指して野球をやるんだろ。 じゃあ、女の子や休日なんてそもそも関係ないじゃないか。」 荷田「はぁ~、熱血でやんすねぇ。でもオイラ、気楽で楽しい高校生活を送りたかったでやんす...」 (そして...) 親切高校 野球部 「オレはこの高校の野球部監督 車坂 総志(くるまざか そうじ)だ。 いいか、この新入生の中に「気楽で楽しい高校生活」を期待している馬鹿はいるか? 念のため、最初に言っておく。甘ったれるな! 今の社会は、のんびり気楽にわたっていけるほど甘くはないぞ。 お前達が卒業して、社会に出たとき最初に直面するのはな... 世の中には勝者と敗者しかいない、という冷酷な現実だ! だから、オレの野球部は教育としてまず試合に勝つことを教える。 勝つための苦しみと勝つことの喜びを、この3年間の部活動でみっちりと お前らの身体に教え込んでやる。もちろん、夏休みなんてものはナシだ。 そのため、何の役にも立たんクズはこの学校には不必要とみなし、極刑に処す。 これがオレのお前達への親切だ。オイ...返事はどうしたッ!」 みんな「(ハイ、ありがとうございます!)」 パワポケ「(まるで、軍隊みたいだな。強い学校の野球部っていうのはこういうものなのかな?)」 荷田「(この学校だけが、特別なんでやんすよ!)」 車坂監督「オイ、そこの2人っ!」 パワポケ・荷田「はっ、はい!」 車坂監督「...私語の罰としてグラウンド10周。今すぐ始めろ!」 パワポケ・荷田「ハイッ!」 (タタタタタッ...) 練習後... パワポケ「あー、練習でクタクタだよ。」 荷田「やっと眠れるでやんす。」 パワポケ「えっと寮の部屋は...なんだ、荷田君と一緒だな。」 荷田「えー? クラスも部活動も一緒なのに、部屋まで一緒なんでやんすか?」 パワポケ「...いやそうに言うなよ。」 「クラスはともかく、寮は部活ごとに分けられてるから当然だよ。この寮は、野球部専用!」 パワポケ「あ、北乃(きたの)先輩。先輩も一緒の部屋なんですか?」 北乃「おうよ。あと、3年生の飯占(いいじめ)キャプテンも同室だぜ。」 パワポケ「え、キャプテンも?! (あの人、絶対に高校生には見えないよな...)」 北乃「それにしても、お前らは運がいいな。4人部屋で、先輩は2人だけだろ? オレが1年の時なんて、同室に先輩が3人もいたんだからな。」 パワポケ「はあ。」 北乃「それじゃあ、この学校と野球部と寮生活としてお前らに社会勉強させてやるよ。」 荷田「なんでやんす?」 北乃「まず、上下関係をしっかり守れ。先輩であるオレの命令は絶対だ。 夕食の弁当を取りに行くのはもちろん、朝練の時間に起こしたり、 練習後にはオレをマッサージしなきゃいかん。」 荷田「ど、どうしてそんなことをやらないといけないんでやんす?!」 北乃「あー? だから社会勉強って言っただろ? たとえば、これが会社でオレが上司だったとするよな? オレの機嫌を損ねたら、お前らヘタすればクビになるんだぜ。」 荷田「ここでは何が起こるんでやんす?」 北乃「お前ら、野球好きだよな? 野球したいよな? ボール磨きと球拾いだけで1年間を終わりたくないよな? ...じゃあ、どうすればいい?」 パワポケ「それって脅迫ですか?」 北乃「いや、気持ちのいい学園生活を送りたければ、ガマンも必要だって言いたいだけだよ。 いいか、オレだって去年やったんだぞ。それにお前らも来年は先輩になるんだ。 お前らが抵抗して、この美しい伝統を破壊するのは勝手だが、そうなると来年も雑用しなきゃいけない。」 パワポケ「.........。」 飯占「おっ、北乃! さっそく後輩どもに寮生活の基本を教えてやってんのか?」 北乃「はい、キャプテン! やっとオレも楽させてもらいますよ。」 (わははははは) パワポケ・荷田「.........。」 パワポケ・荷田のやる気-1 北乃と飯占は上下関係であるのを良いことに、様々な嫌がらせをしてやる気と野球魂などを下げてくるので要注意です。 そしてなんと! 北乃は暴れたりいびきをかいて安眠妨害をしてきたり八つ当たりまでしてくることがあります。 もし北乃の嫌がらせや暴力に巻き込まれてしまったら、病気をつけられたり マイナス特殊能力がつけられてしまうので気をつけてください!! 1年 4月3週 大河内「さて、お前たち新入生がこの学校へ来て一週間がたった。 ここで生活するようになって、この学校では、お金が使えないことに気づいたと思う。 だが、生活に必要な消耗品は学校からは支給されない。 これから、お前たちにはこの「ペラ」を使って、購買部で必要な私物を購入してもらう。」 (ざわざわざわ) 「ええと、つまり金券ですか。あらかじめ買っておくような?」 大河内「いや、お金の代わりをするが、ペラは決してお金で買えない。 この学校でいくらペラをかせいでも卒業するときにはすべて紙くずだ。 生徒間でペラを売買するのも禁止だ。そういう行為は厳しく罰する。」 荷田「じゃあ、どうやってそのペラを手に入れるんでやんす?」 大河内「今から全員に200ペラを支給する。今後は、学業成績や部活における成果 あるいは学校に対する貢献によって支給されることになる。」 荷田「でも、オイラ勉強は苦手でやんす。...部活動でも活躍する自信もないでやんす...」 大河内「ああ、大丈夫だ。そういう者のために、 社会への俸仕活動に参加した場合、ペラを配給する制度がある。 だが、ボランティアとは本来 無償で行うものなのだ。 このペラは、あくまでも学生が自分の時間を使って社会に俸仕したことに対する、 学校からの援助と思ってほしい。」 荷田「(そんなこと言ったって、やっぱり給料みたいなものでやんすよねぇ?)」 パワポケ「(荷田君、先生に聞こえるぞ。)」 「先生、質問です! 生徒の間でペラを貸し借りしてもいいのでしょうか?」 大河内「いいところに気がついたな。このペラは金銭ではない。 だから、ゲームなどの勝敗によって権利が移動したとしても、それはギャンブルではない!」 (ざわざわざわ) 大河内「そもそも、このペラはお前たちが社会に出たときのためにお金というものを勉強する教材だ。 利子をつけて貸し出すのも自由、周囲の者から借り集めて、なにか大掛かりな活動をすることも自由だ。 ...もっとも、反社会的だったり学校やクラスに迷惑のかかる行為は絶対にやめてくれたまえ! さあ、今から全員にペラを配るぞ。」 パワポケ「(ふーん、これがペラね?)」 荷田「(安っぽいでやんす。)」 (買い物コマンドが使えるようになりました! 買い物をしても日数は進みません。) (俸仕活動コマンドが使えるようになりました! ペラを稼ぐことができます。) ?「野球魂を持つ者よ...お前たちの力がどれほどのものか、この星の未来を見届けよう...」 パワポケ「未来を...?」 ?「マスターリングを与える。これは人類にとっての試練だ。」 パワポケ「試練? わっ!」 (ピカッ!) パワポケはマスターリングを授かり、すぐに左腕にはめた。 パワポケ「これは...」 マスターリング「我はマスターリング。この3年間、お前と共にする。 お前が奇跡の野球選手として成長することを祈っておるぞ...」 パワポケは北乃にペラを徴収されたり暴れられたりと散々苦しめられていく。 またキャプテンの飯占は後輩に厳しく指導したりとやりたい放題。 この理不尽な厳しさがパワポケを危機に陥れる。そして...週が経過し、越後や桧垣などと出会った。 飯占「オウパワポケ! 足りない備品があるから、いまから購買部で買って来い。」 パワポケ「あのう、ペラは...?」 飯占「そんなのお前が立て替えとけ!」 パワポケ「(きっと踏み倒されるな。)」 部員A「先輩たちにペラを取られた? 最悪だな、この学校は。」 パワポケは苦しみながらもボランティア活動をこなし、車坂監督の実技試験を突破した。 6月1週...星英高校と練習試合。パワポケたち1年生は試合を見てるだけしかない。 天道翔馬というピッチャーが飯占を三振にしとめ、完封勝利。これを見た車坂監督は... 「............。」 車坂監督「............お前たち。今日の試合のザマはなんだ。基宗、言ってみろ!」 基宗「ハイ! 恥ずかしながら、完敗であります!」 車坂監督「よぉし、「恥ずかしながら」よく言った! いいか、お前らの足りない脳みそでも理解できるように言ってやるが... 点が取れなきゃ勝てないんだよ! なのに相手の一年生投手が打てず 一方的に負けちまいやがって......どうなってる?! おい、パワポケ!」 パワポケ「あっ、ハイ!」 車坂監督「お前から野球を取ったら何が残る? 言ってみろ!」 パワポケ「ゴミであります!」 車坂監督「よーし、よくわかってるな。だが、そう自覚しているんならもっと死ぬ気で練習しろ! 今から地獄ノックとランニングだ! 今日は全員倒れるまでやるぞ。......返事はどうしたッ!!!!」 みんな「(はい、ありがとうございます!)」 体力が0になった 野球魂が10上がった 各経験点が10上がった パワポケと荷田は車坂監督に頼まれて他校のデータを集める。 そこで天道に会う。荷田はその選手はスターだといい、 パワポケはそんな理屈で納得できず、試合で倒し、そして超えてやると言った。 また北乃の暴力に巻き込まれたりと散々な目にあわされる。 7月1週 パワポケ「今日から地方大会だな。」 荷田「でも、オイラたちは観客席で応援でやんす。」 飯占「なんだなんだ2人とも。朝から不景気なツラしやがって。」 パワポケ「あ、キャプテン!」 (バキ) 飯占「こちとらこれから試合だぞ? 俺たちをリラックスさせやがれ。」 パワポケ「あ、す、すみません。」 「おい、見ろよ! 親切高校だぜ。」 「すっげー! さすが、強そうだなあ!」 パワポケ「あの子達、俺たちを見てますね。」 飯占「ふふん。強豪校の野球部ともなると、観客もおっかけもいるんだぜ。 マスコミにだって取材されるしな。」 パワポケ「えっ、本当ですか?」 飯占「ハハッ! お前ら、俺も含めた先輩やOBに感謝するんだな。 俺たちががんばって対外試合に勝ち親切高校野球部の名声を上げた。 だからいい選手も集まってくる。練習器具もグラウンドも最高だ。 な、感謝の気持ちが出てきただろ。」 パワポケ「はい。」 飯占「...じゃあ、あとでお前ら2人試合前に全員の前で漫才やれ。」 パワポケ「え、はあ?!」 飯占「もし、つまらなかったら...わかってるな?」 (そして...) パワポケ「うう...試合前にどうしてあんな目に。」 荷田「痛いでやんす。」 やる気が2下がった 体力が50下がった パワポケ「くっそー...!! あの飯占のクソ野郎!!!」 そして、夏の試合で星英高校に敗北後... 飯占「俺たち3年生は今日で引退する。基宗!」 基宗「はい。」 飯占「次のキャプテンはお前だ。」 基宗「ハイッ!」 飯占「最後に、これだけは言っておく。 あの天道のクソ野郎を打ち崩して俺たちの無念を晴らしてくれ!」 基宗「はい、わかりました!」 パワポケ「あっ、あいつは!!」 パワポケは激怒して飯占に駆け寄った。 飯占「なんだよパワポケ?」 パワポケ「ペラを返せ! 俺からペラを払わせた挙句、やる気と体力を下げてきやがって!!」 飯占「なんだ先輩に対するその言葉は!?」 パワポケ「うるさい! お前みたいなひどい奴は先輩じゃない! 俺にペラを立て替えさせ、やる気と体力を下げてきたくせに勝手なことを言うな!」 飯占「ほう? 先輩に対してその言葉とはいい度胸じゃねえか? いいだろう! 俺たち先輩に逆らったらどういうことになるか教えてやるぜ!!」 パワポケ「許さんぞ貴様...!! みんなの痛みを味合わせてやる!!」 飯占「うるせえ!! てめえなんかがこの飯占様にかなうわけがねえんだ!!」 パワポケがとっさに消え、飯占の背後から蹴りの一撃!! 飯占「ぐおっ!?」 飯占「ぐ...ぐぐ...いつの間に後ろへ...? 貴様あぁ!!」 パワポケ「威張ってたわりには大したことないな。」 飯占「な、なんだとぉ...!!! うおおおおおおおお!!!!」 パワポケ「おりゃあぁっ!!」 パワポケの拳が飯占の腹に直撃! パワポケ「今の一発は越後たちの恨みだ!」 飯占「ぐぐぐ...ちくしょーーーーっ!!!」 パワポケ「プレイヤーのみんなの恨み!」 飯占「ぐおおおおおおぉっ!!」 飯占「うぅぅぅぅ...おのれぇ...! くそガキがあああああああああ!!!」 パワポケ「これは俺の恨みだあああああああああああああああ!!!!」 飯占「ぐわああああああぁぁぁっ!!!」 (ドン!!) 越後「す、すげえ...」 官取「パワポケ...」 パワポケ「これが俺の力だ! さあ! 俺に立て替えさせた分のペラを返せ!!」 飯占「わあったよ...お前に立て替えさせた分のペラは返します... 返せばいいんだろ...下げたやる気と体力を戻してやるよ...ほらよっつーの。」 パワポケは、ペラと先輩たちに下げられたやる気と体力を取り戻した!! 飯占「シット! くそ、覚えてろっつーの!」 8月1週...パワポケは女子寮へ向かう。 パワポケ「さて、森を抜けてどこを目指そう。」 パワポケは女子寮へ向かった。 パワポケ「(正面から行っても警戒が厳しい。西の海岸の方から大回りで行けば、守りが薄いかもしれない。)」 パワポケは海岸ルートから女子寮へ向かった。 パワポケ「確かにドーベルマンや警備員はいなかったけど... 迷って完全に日が暮れてしまった...でもこれでやっと女子寮に...」 (ガサガサッ!) パワポケ「やばい、また犬か!」 「......」 パワポケ「......なんだ女の子か。(かわいい女の子だなあ)」 「ここで何をしている? 男子は立ち入り禁止のはずだが。」 パワポケ「(うっ、やばいぞ! どうしよう?)」 パワポケはどう答えたか... パワポケ「女子寮を見てみたかったんだ。」 「わざわざここまできたのには感心するが...目的はほめられたものではないな。」 パワポケ「うっ、すいません。」 (ガサガサッ!) 「誰かいるんですの?」 「そこの茂みに隠れて!」 (ガサガサッ!) 「私です、天月です。」 「またあなたですか...門限はとっくにすぎているんですよ!」 天月「すいません。気分が優れないので少し夜風にあたりたくて。」 「規則は規則です。あなた普段は優秀なんですから、規則を守っていればすぐに監督生にもなれますのに。」 天月「...申し訳ありません。」 「謝ってすむ問題ではありません! だいたいあなたはいつもいつも...」 天月「............」 「くどくどくどくど...」 天月「............」 「がみがみがみがみ...」 天月「............」 (三十分経過...) 「っと、今はそれどころではありません。不審者が侵入しているらしいのです。 あなたも危ないですから早く戻りなさい。」 天月「はい、申し訳ありませんでした。」 女子寮の教師は寮に戻った。 天月「..............もう大丈夫。」 パワポケ「ふう、助かったよ。」 天月「...」 パワポケ「俺だけ隠れてしまってごめん。」 天月「気にするな、私はいつものことだから。君が捕まっていたら、こんなものではすまなかった。」 パワポケ「た、たしかに...」 天月「まあ、これに懲りたら二度とこんなまねはやめておくんだな。」 パワポケ「わかったよ。」 天月「...ならいい。では...」 パワポケ「あっ、ちょっと待って! 俺はパワポケ、一年。君は...」 天月「天月 五十鈴(あまつき いすず)。私も一年。」 パワポケ「よろしく、天月。」 天月「よろしく。まあこんな学校だからもう会うことはないと思うけど。」 パワポケ「あっ、ちょっと! (いっちゃった...) それにしてもこんな夜おそくに抜け出してどこに...って、もうこんな時間!? 俺も早く戻らないと明日もたないぞ!」 (タタタタタッ...) 次の週、パワポケたちは甲子園中継を見た。 天道の活躍ぶりを見てパワポケは倒さないと甲子園には行けないといい、みんなも意気投合した。 8月3週...パワポケは実力テストで良い結果を残した。 9月1週...パワポケは夜の森でガサガサ音がし、天月だと思って声がかけてみるが、 荷田に注意され、仕方なく戻った。 9月2週...パワポケたちは後片付けを終えてやっと弁当かと思ったら... 北乃が腹が減ってたから2つ食べたらしく弁当はひとつしかない。 パワポケと荷田は弁当をかけて「ちーぐーぱーどーん!」で勝負することに。 そして勝負はパワポケが勝利! パワポケは弁当を荷田にも少し分けてあげて食べた。 10月2週...秋季大会。ホームランを打たれて負けてしまった。 「............」 車坂監督「今日という今日は、本当にお前たちに愛想が尽きた。 格下の学校に逆転負けとはいったい、どういうことなんだ! おい、基宗!」 基宗「はい! ...油断、していました。」 車坂監督「ここで一発お前をぶん殴りたいところだが俺のコブシが痛いだけでバカバカしい。 代わりに全員ぶっ倒れるまでノックだ!!!!!!」 基宗「はい、ありがとうございます!」 そして... (カキーン!) (ばしっ!) (カキーン!) パワポケ「あ。」 車坂監督「こら、貴様! 何をフラフラしてやがる。死ぬ気でシャキッとしろ! ボールが捕れないなら死んじまえ!! 野球ができなきゃ、お前なんて生きてる価値がないんだ!!!」 (ドガッ! バキッ! ボコッ!) パワポケ「うぐっ...!!」 車坂監督「立て!! さっさと立ちやがれ!!! 死にたいのか!!!! ああ!!!!!」 車坂監督はパワポケに頭を地面や壁にぶつけたり、殴る蹴るなどの暴行を繰り返した。 車坂監督「こっちの連中、あいつの頭を壁や地面にぶつけてもっと鍛えてやれ!! さあやれ!! 監督の命令だぞ!!!! 貴様らも全員パワポケと同じところへ逝きたいのか!!! ああ!!!!!!!!」 部員たち「うわあああぁ、はいっ!!」 部員たちは車坂監督が怖いために逆らうことができず、仕方なくパワポケの頭を壁や地面に何度もぶつけた。 パワポケ「ぐああああああああああああああああ!!!!」 パワポケの頭や口から血がいっぱい出てきた。 越後「ううぅ...」 部員たち「こんなやり方、心が痛んでくるなぁ...」 荷田「オイラも心が痛んでくるでやんす...でも、オイラたちが車坂監督に逆らったら 部員のみんながひどい目にあうから...だからパワポケ君に何もしてあげられないでやんす...」 車坂監督「おい...」 (ドガン!!) パワポケ「ぐはっ!」 車坂監督「えらくなったものだなパワポケ。監督であるこの俺のノックをサボるとはなぁ。」 パワポケ「うう...違いますぅ...」 車坂監督「それが口答えだと言うんだよ。」 車坂監督はパワポケの胸ぐらをつかみ... 車坂監督「ここまで誰のおかげで強くなれたと思ってる? 誰が勝つための苦しみと勝つことの喜びを教えてやったかもう忘れたのか? 星英高校との試合に負けた後の地獄ノックとランニング... 秋季大会に負けた後の反省としてのノック... 誰がやらせてやった? 誰が鍛えてやった? 誰なんだパワポケ!?」 パワポケ「か、監督です...」 車坂監督「聞こえんぞ!!!」 パワポケ「く、車坂監督です!」 車坂監督「わかってるなら、なぜ口答えなどする? 自分で野球の練習をして強くなりたいなどとどの口で言える!? ええ!?」 基宗「もうやめてください監督! パワポケは、もう...」 車坂監督「基宗...俺は今、大事な話をしてるんだよ。よくも邪魔をしてくれたな。」 基宗「うわあっ!!」 (ドン!!) 車坂監督「自己管理も満足にできん上に、格下の学校に負けたくせに! お前らにどれだけ野球の練習をやらせたと思ってるんだ!? 少しは立場をわきまえろ!!」 パワポケと基宗以外の部員たち「............」 車坂監督「少し甘やかしたり、目を離すとすぐこれだ... ギャンギャン吠える...噛みつく...泣きつく...まったく、子供という奴は。」 車坂監督「いいか、星英高校に二度負けただけでなく、秋季大会に負けた以上、 来年の大会は絶対勝たねばならん! いや、ただ勝つだけではダメだ! 弱者だろうと圧倒的な力で叩き潰して、全力で勝つのだ! 我ら親切高校に必要なのは常勝! 全国に親切高校の恐ろしさを思い知らせるのだ! そして、甲子園大会で優勝し、親切高校の名をとどろかせるために!! そして、プロ野球選手として恥じぬ精鋭プレイヤーになれば、地位と名誉...巨万の富と権力... 全てが思いのままになるんだぞ! お前ら、プロになりたくないのか?」 パワポケと基宗以外の部員たち「なりたいです!」 車坂監督「よし! ならちっぽけな意地やプライドなど捨ててしまえ! 優しさや友情、自分らしさなど、お前らには不要なのだっ!!」 パワポケと基宗以外の部員たち「はい、車坂監督!」 車坂監督「お前たちは親切高校の野球部員。選ばれし無敵の戦士だ!!」 パワポケと基宗以外の部員たち「はい! ありがとうございます!」 車坂監督「全ては、勝利のために!」 パワポケと基宗以外の部員たち「全ては、勝利のために!」 車坂監督「勝利のために!」 パワポケと基宗以外の部員たち「勝利のために!」 車坂監督「勝利のために!!」 パワポケと基宗以外の部員たち「勝利のために!!」 BGM 天空の世界 DQM1・2 原曲 パワポケは車坂監督に虐待当然に毎日のスパルタ練習で気力を削られる悪夢にうなされながら、夢の中で美しい声を聴いた... パワポケ「ここは...夢の中...?」 「パワポケ...パワポケ...私の声が聞こえますか... 私はこの星に恵みを与える精霊です。私は失われた力をたくわえ、よみがえるはずでした... しかし、何者かが人々の心に暗い影を落とし...この星の光さえも、ついに凍りついてしまいました。 人々の心に平和が戻れば、私もきっと...どうか、人々の心に平和を取り戻してくれませんか?」 パワポケ「はい。」 「本当ですか...あなたには、感謝の言葉もありません。 もしも、この星に再び平和を取り戻すことができれば... このクリスタルのお守りを差し上げましょう。さあ、まずはその傷をいやしてあげましょう。」 体力とやる気と野球魂が全回復した! ペラが9999になった! 『スーパーパワビタD』と『お香』と『特効薬』と『ラブスコープ』と『光るヘルメット』と『お守り』と 『ラブダイナミックス』と『安眠マクラ』と『トルマリンネックレス』と『攻略本』と『人口精霊』を手に入れた! 「それではパワポケよ。また会いましょう...」 そして...パワポケは気力と取り戻し、来年の大会に向けて練習に励んだ。 岩本(監督生)「こらっ!」 パワポケ「え?」 岩本(監督生)「校舎の入り口を汚すな。靴についている土汚れはきちんと落としてから入ってこい。」 官取「(おいパワポケ、あやまるんだ。)」 パワポケ・官取「どうもすみません。」 岩本(監督生)「ほら、違反キップだ。次からは注意するんだぞ。」 「....................」 パワポケ「なんだよ、今のは。」 官取「あいつら監督生だよ。成績優秀者から選ばれて生徒の生活指導をしてるんだ。」 パワポケ「で、この違反キップってなに?」 官取「生活態度の悪い人間へのペナルティーだよ。たまると、先生に呼び出しくらうぞ。」 パワポケ「げ、本当か!?」 監督生は少しでも逆らった場合は集団で長期的に嫌がらせに近い形で目を付けてきて、 やる気と野球魂と監督評価を下げてくるので、要注意です。 そしてなんと! アイテムなどによって理不尽な監督生に進化することがあります。 理不尽な監督生に出会ってしまったら、体力とやる気を0にされてしまう上に 有益な効果をもたらすアイテムを没収されてしまうので気をつけてください!! 11月1週のテストも良い結果を残した。 その後パワポケは練習をこなした。 そして、12月3週... 大河内「さて、いよいよ冬休みだ。所属する部によっては、入学以来はじめて家に帰ることになる者もいると思う。」 荷田「(オイラたちでやんすね。)」 大河内「そこで、一応念のために言っておく。 冬休みは2週間だが、早めに学校に帰ってきてもいいんだぞ。」 (ざわざわざわ) パワポケ「(おいおい、どうして好き好んでこんな窮屈な学校に早めに帰って来るんだよ。)」 荷田「(オイラ、絶対に休み期間ぎりぎりいっぱいまで帰ってこないでやんす!)」 練習をしたあと... パワポケの自宅 パワポケ「ただいま!」 パワポケの母「まあ、おかえりなさい。それにしても、この子は。 帰る前に連絡ぐらい入れなさいよね。で、学校はどうなの?」 パワポケ「う、うん。まあ...ね。」 (そして...) パワポケの母「へえ、しばらく見ないうちにしっかりしたわねぇ。」 パワポケ「え、俺が?」 パワポケの母「ええ。さすが全寮制の学校はちがうわね。規律が身についたってことかしら。」 パワポケ「ははは...(久しぶりにテレビでも見るか。)」 (プチン) パワポケ「あれ、こんな芸人いたっけ? どうしてみんな笑ってるんだ。 ...まさか、さっきのはギャグ? 母さん、この変な番組は何?」 パワポケの母「あら、これね。大人気なのよ~。視聴率もとてもいいんですって。」 パワポケ「...ふうん。学校じゃバラエティ番組なんて全然見なかったから。」 パワポケの母「あらそうなの? さすが、まじめな学校ねぇ。」 パワポケ「.........。」 (そして...) パワポケ「......ふう。.........................。俺、家に帰ったんだよな?」 (トゥルルル...トゥルルル...) (ピッ) 荷田「あ、パワポケ君でやんすか。」 パワポケ「荷田君、どうしたんだい。」 荷田「...オイラ、年が明けたら早めに学校に帰るでやんす。」 パワポケ「...君もか。なんだか家が落ち着かないんだろ?」 荷田「そうなんでやんす。どうせ学校に戻れば続きが見れないと思ったら、 アニメもドラマも漫画も見る気がしないのでやんす。なにより、なにもしなくていいのが ものすごくつらいでやんす。ベッドに入っても眠れないでやんす!」 パワポケ「ハハハ、しょうがないよな。俺はとりあえず、外で素振りでもして疲れてから寝るよ。」 荷田「おお、オイラもそうするでやんす!」 2年目の1月1週...パワポケはおみくじで吉を当てた上で、ほるひすの人形まで当てた! その後、パワポケは親切高校へ向かうためにバス停に行く途中、天道を遭遇。 勝負を挑むも負けてしまい、親切高校に入ったあと、天道に負けたくやしさを練習にぶつけた。 そして2月2週の野球テスト...パワポケは良い結果を残した。 2年目 2月4週 飯占「おいパワポケ!」 パワポケ「あれ、キャプテン?」 (バキ) 飯占「今のキャプテンは基宗だろ。俺はとっくに引退したんだ。そこらへん間違えるんじゃねえよ。」 パワポケ「は、はい。」 飯占「俺も、いよいよ卒業してこの学校を去る。 だがその前に、思い出深いこの寮をきれいにしようと思ってな。」 パワポケ「(へえ、飯占先輩でもそういう気持ちになるんだな。)」 飯占「というわけで、掃除してもらおうか。」 パワポケ「............はあ?!」 (バキ) 飯占「なにが「はあ」だ! 現役のお前らが、使っている寮をきれいにしなくてどうするんだ。 とりあえず、ぞうきんがけ用意!」 パワポケ「ハイッ!」 ミニゲーム ぞぞぞぞうきん ヒント 制限時間内にゴールを目指せ! 障害物にぶつかるとタイムロス! かわせ! Bと十字キー下を交互に連打してスピードアップ! 左右の十字キーで移動! コインを取ると最高スピードが上がり、ゴキブリにぶつかればスピードアップ! パワポケは迅速に急ぎそして... パワポケ「やっとゴールだぁ...!!」 VICTORY ぞぞぞぞうきんクリア後 飯占「よーし、よくがんばった!」 パワポケ「はい!」 飯占「これで俺も気持ちよく卒業できるってもんだ! ...............。パワポケ、死ぬ気で練習しろよ。 どんなに後悔したって負けた後からじゃあ、取り返しがきかないんだからよ。」 (スタスタ...) パワポケ「.........。」 2年目 3月3週、荷田が言っていたことは星英が一回戦で負けたということらしい。 それは残念だと答えた。荷田はパワポケが勝手に言ったことだといい、チームの印象が悪化してしまった。 そして... 大変です、監督生がパワポケに目を付けて嫌がらせを行っています。 荷田「あの先生の授業はぜんぜんわからないでやんす。 オイラ用語すら理解してないから何を言ってるのかすらさっぱりでやんす。」 パワポケ「たしかに、もうちょっとなんとかしてほしいよな。」 岩本(監督生)「おい、そこの2人! ...今、教師の悪口を言ったな。校則違反だ!」 荷田「いや、言ってないでやんす!」 パワポケ「そもそも悪口って校則違反なのか?」 岩本(監督生)「無知なヤツだな。ほら、校則142条第3項! 授業の進行に対する妨害行為...」 パワポケ「むちゃくちゃだ! 拡大解釈もいいところじゃないか!」 岩本(監督生)「なんだ、貴様逆らうか?」 パワポケ「なんなら先生にも聞いてもらおうじゃないか!」 (そして...) 大河内「たしかに、この件に関しては監督生がやりすぎだ。」 岩本(監督生)「...すみません。」 パワポケ「.........。」 (そして...) 北乃「おい、パワポケ! 洗濯をサボるとはいい度胸...え?」 パワポケ「..........。」 北乃「いったいどうしたんだ。」 パワポケ「監督生に逆らったら、それ以来ささいなことでもいちいち注意されるようになってね。 今をねちねちと嫌がらせをしてくるし、それで頭に来てケンカになったんですよ。」 北乃「ああ、なるほどな。あの連中には逆らわない方が利口だぞ。」 パワポケ「だまれ!! たとえ校内暴力になったとしてでもあいつらは絶対に叩きのめしてやる!!」 北乃「そうか? まあ、とにかく野球部の雑用さえちゃんとこなしてくれればオレに文句はないけどな。」 パワポケ「.......監督生の野郎、次に会ったら絶対ぶんなぐってやるぞ!!!」 パワポケは試合中に怒りで能力を上げることができ、マイナスの効果を無効にできるようになった!! やる気が低いときの差が小さくなり、高いときの差が大きくなった! 特別に4週間の間だけケガをしなくなり、経験点を3倍得ることができます! 続く 目次へ 次へ
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あらすじ 秋の大会で星英高校に負けてしまったパワポケ。 そして五十鈴に絶対に甲子園で優勝すると約束し、付き合いはじめた。 だが、監督生たちがまたしても理不尽に野球部員たちに暴行を始めた。 監督生の権力を振りかざして生徒に暴力を行う腐れ外道どもめ... こうなったら監督生たちを徹底的にぶちのめしてしまえ!! 明石(監督生)「70回、71回、72回!!」 パワポケ「やめろ!!」 (バキ!) (ドカバキボコ) 車坂監督までかけつけてきた! 車坂監督「コラッ! なにをやっとるか!!」 明石(監督生)「うるさい! 監督はだまってろ!!」 車坂監督「ぐほおぉっ!!」 明石(監督生)「罰を与えるためにやっているのだ!! 80回、81回!!」 パワポケ「やろおぉ!!!」 明石(監督生)「99回、100回ぃぃ!!!」 (ドカッ!!!) 明石(監督生)「ぐほわぁっ!!」 監督生の明石が横に大きく吹っ飛んだ! 岩本(監督生)「き、貴様っ!!」 明石(監督生)「貴様ぁ! よくも監督生を殴りおったな!!」 パワポケ「そんなに早く死にたいのか?」 岩本(監督生)「お前は200回の刑だっ!!」 パワポケ「うるさい!! こっちが人を一方的に犯人扱いしたんじゃないのか!!」 明石(監督生)「だまれ! これでお前は5回目の校則違反だ! オラァ!!」 パワポケ「ぐうっ!!」 (バタ!) 岩本(監督生)「お前は地面叩きつけ200回の刑のあとは死刑だ!!」 パワポケは立ち上がった。 パワポケ「けっ...」 岩本(監督生)「なにがおかしい!?」 パワポケ「安心したんだよ。こんなしけたパンチじゃいくら殴っても越後たちは殺せない。」 明石(監督生)「なにぃ?」 パワポケ「お前らは天道より数段弱いだろ。」 岩本(監督生)「なに?」 パワポケ「それにお前らは監督生としての権力を振りかざして暴力を加えているだけだろうが!」 岩本(監督生)「だ、だまれ! ガキめが! 何度も地面に叩きつけて頭蓋骨をこなごなにしてくれる!!」 パワポケの指先が光った! 岩本・明石(監督生)「死ねえ!!」 パワポケ「霊丸!!」 (バキューン!) 岩本・明石(監督生)「どわぁっ!!」 (ドカーン!) 岩本(監督生)「きさまぁ...! よくも監督生の俺をぉ...!!」 パワポケ「俺のパンチはな、お前らみたいなヘナチョコじゃないから一撃でぶち殺せる。」 明石(監督生)「ほざけぇぇぇぇぇぇ!!」 (ドガッ!!) 明石(監督生)「ぐほっ、あぁ...」 岩本(監督生)「貴様っ!!」 (ドガッ!!) パワポケの一撃で岩本と明石の肋骨が砕けた! パワポケ「お前らだけはあやまったって許さないからな。」 岩本(監督生)「貴様ぁ! 監督生に向かってその言葉を!!」 明石(監督生)「貴様はこれで6回目の校則違反だ!! 死刑にする!!」 パワポケ「お前らはあの時、荷田君たちに何をしたのか忘れたのか!?」 岩本(監督生)「だまれ!」 岩本は棒でパワポケの頭を叩いた! パワポケ「ぐうっ!!」 パワポケは気絶しておらず、岩本と明石は一歩背いた。 パワポケ「うん、そうか。そうだよなぁ? 確かにお前らは少しでも逆らった場合は集団で 長期的に嫌がらせに近い形で目を付けてたりしてた。 自分たちが俺や荷田君たちやパワポケ10のプレイヤーたちに何をしたのか忘れているかもしれないよなあ!!」 岩本・明石(監督生)「うっ...あぁ...」 パワポケ「お前らの体で俺が思い出させてやるっ!!」 パワポケは監督生の岩本の胸ぐらをつかみ、顔面をぶん殴って吹っ飛ばした!! (ドカ! バキ! ボコッ!!) 岩本(監督生)「うわーーーーーーーーっ!!」 (ドン!!) 岩本はグラウンドの部室の壁にぶつかって仰向け倒れ! 男子生徒たち「す、すげぇ...」 パワポケは越後の元へ向かった。 パワポケ「越後...大丈夫か?」 越後「お、おう...ぐっ...」 (バタ) パワポケ「みんな...」 車坂監督「パワポケ...こいつらは俺が保健室へ連れていく。」 パワポケ「はい。」 大河内は起き上がった。 大河内「お前たちにはちょっとキツめのおきゅうをすえないといけないようだな。」 岩本(監督生)「ひっ、ヒィ! ゴ、ゴメンなさい!!」 明石(監督生)「は、話せばわかるって!」 大河内「問答無用!!」 暗転 岩本・明石(監督生)「うわああああああ!!」 (そして...) 監督生の岩本と明石は職員室に呼び出され... 元田校長「君たちを退学処分する!」 岩本・明石(監督生)「ま、待ってください! 私たちはただ...」 元田校長「出ていきたまえ! 君たちのような悪魔はここには置いてはおけん!」 岩本・明石(監督生)「そ、そんなぁー...!」 岩本と明石は職員室を去り...通りかかるところにパワポケと荷田と越後が。 岩本「覚えてろよ、小僧ども...!」 パワポケ「なんてヤツだ...」 岩本・明石は... 岩本「くそぉっ! どいつもこいつも!」 明石「オレたちに力があったらただじゃおかんぞ!」 警察「君たち。」 岩本と明石の両腕に手錠をはめた。 岩本・明石「あぁーっ!!」 二人は逮捕されて御用になった。 そして12月2週、パワポケは五十鈴に会い、一緒に帰省する約束をした。 12月3週...パワポケは官取に会った。そして官取は、これまでのウソを謝罪して仲直りし、パワーアップした。 パワポケ「た、ただいま...」 パワポケの母「おかえりなさい。あらまあ、こちらが天月さん?」 五十鈴「はじめまして、天月 五十鈴と申します。いつもパワポケにはお世話になってます。」 パワポケの母「まあ、今時しっかりした子で。この子にはもったいないわ。」 五十鈴「そんなことはありません。真剣に野球に打ち込むパワポケに私の方がいつも教えられてます。」 パワポケの母「甲子園に行けるんだし、本当に頑張ってるみたいね。 それにこんな良い子もつかまえて。天月さん、これからもこの子のこと、よろしくお願いしますね。」 五十鈴「はい!」 (そして...) 五十鈴「今日は、家族水入らずの所を邪魔してすまなかった。」 パワポケ「そんなの気にしなくていいよ、俺も楽しかったし。」 五十鈴「私も、父がいた時のことを思い出して、とても楽しかった。」 パワポケ「五十鈴...」 五十鈴「すまない、また暗くなる話をしてしまった。 来年はパワポケが甲子園に挑戦する大事な年なのに。パワポケには何故か余計なことまでしゃべってしまう。」 パワポケ「俺でよければ、何でも聞かせてよ。五十鈴は俺の彼女なんだからさ。」 五十鈴「うん、ありがとう。ではまた来年、よいお年を。」 パワポケ「良いお年を!」 五十鈴は自分の家へ帰った。 パワポケ「...... (そうなんだよな、俺が甲子園に挑戦できるのは、一生のうち来年の一年間だけなんだよな。) よし、年が明けたら、もっともっと練習頑張るぞ! うおおおおおっ!」 (タタタタタッ...) (そして...) パワポケ「なんだか興奮しすぎて、寝る気にならないな...」 1月1週 パワポケ「(.........まだかな。.........まだかな~。)」 (ピンポーン!) パワポケの母「あら、来たみたいね。」 五十鈴「あけましておめでとうございます。」 パワポケ「あけましておめでとう!」 パワポケの母「おめでとう、五十鈴ちゃん。この子、あなたが来るのをずっと待ってたのよ。」 五十鈴「......そうなのか?」 パワポケ「まあ、そうなんだけど...って、 そんなこと五十鈴に言わなくてもいいだろ。じゃあ、初詣行ってくるから!」 パワポケの母「はいはい。ふたりとも気をつけていってらっしゃい。」 五十鈴「はい。」 (そして...) パワポケ「ふう、流石にすごい人だったね、五十鈴は何をお願いしたの?」 五十鈴「...パワポケが甲子園で優勝しますように。」 パワポケ「.......」 「はいはい、おみくじあるよ~。射的おみくじあるよ~。」 パワポケ「神社は混んでていけなかったし、やっていこうよ!」 五十鈴「うん。」 ミニゲーム 射的おみくじ ヒント イタチの人形を当ててしまうとマイナスアイテムを入手! 当てるな! ほるひすの人形を当てればプラスアイテスを入手! 狙え! 上画面を移動する的に向かって下画面から玉を撃て! 獲得点数が高いほど良い運勢に! 下画面でも射撃を妨害する壁が出現! 常に上下の画面に注意しろ! パワポケはうまくほるひすの人形に当てた後、そして点数を稼ぎ...大吉を当てた! 射的おみくじ終了後 (ほるひす人形を当てたので、景品がもらえます。) パワポケ「やった、大吉だ!」 『よくとぶバット』を手に入れた! COT ITEM! パワポケ「ところで、五十鈴はどうだったの?」 五十鈴「私は吉だったが...この人形を貰えた。」 パワポケ「こ、これは...イタチの人形!? こんなものいらないんじゃ...はっ!」 その時、パワポケに電流走る! パワポケ「五十鈴、その人形譲ってくれないかなぁ。なんだかすごく欲しくなってきた。」 五十鈴「...しかたがない、パワポケが欲しいなら譲るよ。」 パワポケ「やったー!」 『呪いの人形』を手に入れてしまった! COT ITEM? イタチの人形が様々な災厄を引き起こしてくるでしょう。お気の毒です... 3年目の1月2週、パワポケは親切高校に行く途中、岡田と出会う。 そして修学旅行。スキーをやるが、転倒してしまい、桧垣に外出を禁止された。 1月3週、五十鈴に人形を貸してくれと言われポロリと落とすと、人形が爆発! こうして呪いの人形から解放されたのだった。 2年目の2月2週、パワポケは五十鈴からバレンタインチョコを喜んでもらったが、 なんだか歯の痛みに襲われる。 続く 目次へ 次へ 前へ
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登場人物 須田正三(監督)練習は厳しいが、優しいところもあるベテラン監督。 森雅彦(コーチ)高校時代はエースで四番で活躍した頼りになるコーチ。 パワポケ君(2年)物語の主人公。散々な目にあう。投手。 オチタ(2年)パワポケ君と仲が良いセカンド。尚、言うまでもなくマニア。 竹岡和弘(2年)頭脳派プレーが持ち味。守備はどこでも守れ、バントなどの小技も得意。 五木樹(2年)名前の読みはいつきいつき。ショートを任されている。 薄田タダシ(2年)頭がよく、体のコンディショニングにも詳しいサード。 林いすけ(3年)チームのキャッチャーで四番でキャプテン。 早川雄太(3年)とても足が速い外野手。 武田武(3年)長打力のある3年生。寝ることが好きで試合中に寝たこともある大物? 伊田俊二(1年)1年ながらレギュラー。 パワポケ君のサバイバル第一巻へ
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登録日:2010/01/21(木) 23 35 10 更新日:2024/03/22 Fri 13 03 10NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 阿部様 すごく…打ちやすいです ウホッ! ダメ投手 チームメイト パワプロクンポケット パワポケ プレイヤーの敵 ポケ7 モブ モブキャラ 投手 炎の化身 炎上 発火能力者 真のラスボス 花丸高校 野球部 阿部 高校生 ところで俺の球筋を見てくれ。 こいつをどう思う? パワプロクンポケットシリーズ登場人物。 ポケ7のモブキャラ。 花丸高校野球部員で、ポジションは投手。 最高球速:130km/h スタミナ:60 (D) 制球力 :140(C) 変化球 :カーブ2 特殊能力:ピンチ×、ランナー× 汎用顔グラでサクセス中に一切名前が出てこないが、多くのプレイヤーに恐怖を叩き込んだキャラ。 湯田や周といった主力投手に比べて能力値がかなり低く、そのくせ登板率そこそこ(*1)。 ランナーを抱えた試合で彼が登板すると高確率で炎上。 ピンチ×とランナー×のコンボは、1+1が10にも100にも成りうることを教えてくれる。 その炎上具合から畏怖を込めて「阿部様」と呼ばれ、炎の化身や発火能力者の異名を持つ。 全盛期にはヨハネスブルグやイチローのコピペ改変もあったりした。 彼が真価を発揮するのは甲子園決勝の二十六高校戦。 ここは「ニトロ」の名の通り選手名が爆発物関係(プルト・マイト等々)で固められており、ノーアウト満塁の打者4番という最悪の場面から開始。 この試合に阿部様が登板すると連鎖核爆を引き起こし、プレイヤーの目にはマウンドに火柱やキノコ雲が上がる錯覚が……。 満塁でごった返したダイヤモンドを、一瞬で焼き払うかの如く無に変えてしまうその姿は正に炎の化身。 その様子はダッシュで触れられてるほど。 他にはヒーロー戦でも存分に火柱を上げてくれる。 ちなみにモブキャラなのに、アンサイクロペディアに単独項目がある。 マジパネェ。 能力的にはモブキャラ仲間の木下のほうが低いが、登板率や特殊能力の発動機会で阿部様に軍配があがる。 (木下は寸前×で5&9回に弱体化) 余談だが黒野鉄斎のマシーンで強化したら多少は見られるように。 しかしそれは阿部様に対する侮辱である ポケ9には阿部様と何らかの関係があると思われる、重力を操る投手が(ry ネタ創作では漁火を軽くあしらったり、超能力者パイロの正体だったり、レベル5だったりする。 天下無双学園(わざと大量得点を与えてから逆転するスタイル)に入ればよかったのに。 ◎阿部様の類似品 ◆パワポケ1 ◇平山 スタミナ・コントロール共に微妙、マイナス特能いっぱい、変化球はカーブのみと良く似ている。 しかし、うろつきで入部させればフォークを覚える等、パワーアップ次第でMAX160km/h・3球種・総変化12程度の凄い投手になりうる。 ◇武田 MAX146km/h・スタミナA・重い球と、陸上部で砲丸投げをやっていただけの事はある。 どんなに頑張ってもフォークorナックルしか覚えない(*2)し大して曲がらない。 野手能力もさりげに高い気がするが、投手を代打とかに使えない以上そんなのどうでもいい。 この二人が槍玉に挙げられるのはこのように問題があるだけでなく、優秀だがスタミナだけが劣る三鷹が登板できないからである。 GBAの1・2ではキャプテンであるにもかかわらず選手を変えられないという拷問プレイを強いられる。ようこ先生に監督をやらせるのは流石にまずいだろう… ◆パワポケ2 ◇宇喜多 コントロールは高いが、変化球はフォークLv3のみ。 GB版では選手なのに何故か選手交代できるためさほど大きな問題はないのだが、やはりGBAの1・2ではそれができない。 このためローズやペタジーニ、H亀田等の強打者相手には怖い。 でも上の二人に比べればそう弱くもないか……? ◆パワポケ3 ◇巴川 MAX151km/hを誇る豪速球が武器。 っていうか変化球無し。 スタコン共にGなので1イニングも持つか微妙。 上位互換の鋼がいると立場が無くなる。 ◆パワポケ6(しあわせ島編) ◇小杉 5のダメ主人公が中の人。 5の翌年から転落して底の底まで来ただけあって、ノーコンな上にピンチ×、寸前×、ランナー×、短気ともうどうしようもない。 酒飲んでる場合じゃねぇだろ。 パワーアップすると結構まともになる。 ◇布具里 パワポケ4の鎮台高校のエースが抑えとして登場。 スペック的には高いはずなのだが、味方がリードした分だけきちっと敵チーム(BB1軍)に取らせる。 パワーアップしても炎上する。 ビハインド登板でトドメを刺し、同点でも勝ち越され、大量リードも守れないその姿に、幾度となくプレイヤーのGBAが空を舞った。 100倍量くらい幸せ草を投与してやりたい、マジで。 ◆パワポケ7 ◇木下 前述の通り。 監督はザコにばかり出番を与えて何がしたいのかと小一時間(ry ◆パワポケ8 ◇湯田浩一 プロ入りを果たした湯田だが初期能力はそう悪くなく炎上の可能性は低い。 ただし初期ROMではパワーアップで逆に弱体化するというバグが存在する。 150kmの球速が50kmに、スタミナもコントロールも百の位が消失してしまうのである。 変化球レベルは高くプラス特殊能力も増えたがそんなんで補えるレベルじゃない。 スタミナも最低なので長々とマウンドに居座ることはないがその瞬間炎上力は本家阿部様をすら凌駕する。 連続イベントの一回目が発生したらそっと電源を切ろう。 ◆パワポケ9 ◇藤本 阿部様の再来。 MAX125km/hで申し訳程度に重い球所持、変化球無し。 せめて重い球なら140km/h位は欲しいところである。 こいつも助っ人の水間とかを連れてきても良く登板しキングコブラーズ戦で炎上してプレイヤーをゲームオーバーに叩きこむ。 ついでに7の阿部様率いる花丸高校と9のビクトリーズの監督は同じ佐和田勝である。こいつはほんとに何なんだ… パワーアップすればある程度抑えてくれる阿部と違い能力を上げようが変化球を覚えないため容赦なく炎上する。 ただしカード野球だとピンポイントに使えないこともない。 公式サイトのメガネ君の制作日記の第30回で触れられており直球しか投げないのはポリシーとのこと。 何故か紅白戦には出場しておらずカモにはできない。 阿部様同様アンサイクロぺディアに単独項目が存在する。 ◇9の投手全般 水間、電視以外はやっぱり弱い。 投低打高を地で行くチームである。 ◆パワポケ10 ◇荷田 能力はそれなりだが、要所要所で失投する。 甲子園決勝戦で近藤にど真ん中失投、満塁HRを打たれた日にはもう……。 ◇浜 能力自体はそれなりだが、特能の四球を持っているためピンチに陥りやすい。 カード野球では尚更。 ◆パワポケ14 ◇井石 主人公が野手の時に投手として登場する。 能力が低い訳ではないがコントロールが低いためよく失投する。 特にスタメン全員がパワーAのブラックホールズ戦では失投を狙われやすい。 パワーアップしてもコントロールは一切上がらないがそれ以外の能力が上がり、 マイナス能力が消えプラス能力が増えるので大分マシになる。 野手能力が高く最初から魔打法を使えるため取られた分は自分のバットで取り返してもいいかもしれない。 ◆パワプロシリーズ 阿部様の類似品はパワポケだけではなく、パワプロシリーズにもいる。内容はCPU操作で頻繁に炎上するものが多い。ひどいときは主人公が全打席ホームランでも負けることも… パワプロ6では江崎、パワプロ7では神童、パワプロ11では犬河和音、パワプロ13では友沢亮、久遠ヒカル、犬河和音、パワプロ2011では山道、都中、パワプロアプリでは星井スバルが登場する このように、阿部様によく似た投手は各バージョンに登場しますが、正真正銘の大炎上が味わえるのは阿部様だけです! 類似品にご注意下さい。 なお、パワポケ13には敵の野手として阿部が出ている。 しかしこちらはパワーと走力が高い強敵なため全く関係ない。油断しないように。 ああ……あ、阿部くんが……追記・修正(ついき・しゅうせい)したでやんす…… △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 木下はサクセスには出ないよ。シルバーの方が相応しい気がする -- 名無しさん (2014-08-18 17 40 50) 7は他の投手モブが焼かれたりする可能性が有るとはいえ優秀なのが阿部様だった時の絶望感を増している -- 名無しさん (2014-10-27 23 27 09) 名前 コメント